ナイアガラの滝を満喫するポイント!オススメの季節・ツアーなども紹介
アメリカとカナダにまたがる世界三大瀑布のひとつ、ナイアガラの滝。アメリカ旅行するなら必ず一度は訪れたい場所ではないでしょうか。
ナイアガラの滝に行くならば、必ずおさえておきたいポイントをまとめました。
ナイアガラの滝の概要
ナイアガラの滝は、アメリカとカナダの国境を流れるナイアガラ川にあり、アメリカン滝・カナディアン滝・ブライダルベール滝の3つから構成されます。
アメリカン滝/ブライダルベール滝
アメリカン滝はW字型をした横幅の広い滝であり、ルナアイランドを挟んで隣にはブライダルベール滝が流れています。ブライダルベール滝は、ナイアガラの滝の中では一番細く小さく、その名の通り花嫁さんのベールのような見た目をしています。
アメリカン滝とブライダルベール滝の2つを合わせてもカナディアン滝より小さく、ナイアガラの滝のおよそ10%の水がアメリカン滝とブライダル・ベール滝に流れ込みます。夜はライトアップされてまた別の一面を見せます。
- 高さ:56メートル
- 幅328メートル
- 流速:毎秒10メートル
- 推定流量:毎秒28万立方メートル
- 水面を打つ力:280トン
カナディアン滝
U字型をしており、馬の蹄の形に似ていることから”蹄鉄(Horseshoe)”とも呼ばれています。
- 高さ:52メートル
- 幅670メートル
- 滝の麓の川の深さ:56メートル
- 流速:毎秒10メートル
- 推定流量:毎秒258万立方メートル
- 水面を打つ力:2,509トン
どの滝をどの場所から見るかによって、ずいぶんと印象が変わります。ぜひ国境を越えて、アメリカとカナダの両方から観光しましょう。
ナイアガラの滝のおさえるべきポイント
せっかく時間をかけてナイアガラの滝に行くならば、次のポイントをぜひおさえましょう。
- アメリカ側とカナダ側の両方から観光
- 最接近して滝を浴びるアトラクション”霧の乙女号”に乗ろう
- ナイアガラの滝のライトアップを堪能
カナダ側から見るナイアガラの滝
カナダ側からナイアガラの滝を見る場合、全体像を一目で見ることができ、スケールの大きさを実感することができます。(アメリカ側からでは、滝を前面にして全体像を見ることはできません。)
アメリカ側からのナイアガラの滝
アメリカ側から見るナイアガラは、かなり間近で迫力満点の滝を見ることができます。滝の周りはナイアガラフォールズ州立公園になっており、散策コースがありるので滝をいろんな角度から眺めることができます。
一般的に滝を見る場合、滝の途中や下側から眺めることがほとんどですが、この公園から眺める滝は、滝が落ちるところを上側(横側)から見ることができます。写真では到底伝えきれない迫力、圧巻です。
ナイアガラの滝のライトアップ
このライトアップは、カナダ側から見られるナイアガラの滝の一面です。アメリカン滝とブライダルベール滝が虹色のように滝が彩られ、どんどん色が変化していくので、ずっと見ていても見飽きない景色です。
ライトアップが始まる時間は季節によって違います。冬場は16:30頃から始まる日もありますが、夏場は夏至の頃には20:45から始まります。また、22:00-22:15の15分間はチャリティとして、その日の特別な目的のために、特別なカラーにライトアップされます。祝日も同様に、特別なカラーでライトアップされます。
ぜひ、泊りがけで行きましょう。
霧の乙女号
船で滝つぼまで行き、滝の水しぶきを全身に浴びる、ナイアガラの滝の大人気アトラクションです。
全員ピンクのポンチョを着て船に乗り、アメリカン滝のそばを通りながら、カナディアン滝の滝つぼまで行き、戻ってくる20分くらいのアトラクションです。
アメリカン滝のそばを通るだけでも水しぶきで顔面ずぶ濡れ。カナディアン滝の滝つぼでは、プールに入ったようなレベルで、もはや何も見えません!全員大興奮の誰もが楽しめるアトラクションです!
営業時間: | 9:00am-終了時間は、4:00pmから8:00pmの間で季節による |
定休日: | 冬季休業(2020年は11月8日まで) |
入場料: | $22.25 |
予約: | 不可 |
公式HP: | 霧の乙女号(Maid of the Mist) |
(2020/4現在)
予約はできませんが15分おきに出航しています。観光シーズンは長い行列ができていると思いますが、ぜひ体験しましょう。乗客には全員ポンチョが貸し出されますが、ポンチョを着ていてもずぶ濡れになります。濡れてもよい服装で!
オススメの季節は?
ナイアガラの滝は、夏から秋にかけてがオススメ
ナイアガラの滝は、北海道北部と同程度の緯度に位置し、日本から行く場合は少し気温が低いと感じられると思います。日本と同じく四季にわかれており、どの季節もそれぞれの良さがありますが、ナイアガラの滝観光には夏から秋にかけてがベストシーズンです。
ナイアガラの夏
日中の気温は25度前後と、半袖で過ごせるとても快適な気候となります。ただし、夜は15度くらいまで冷え込みますので、長袖の防寒は必須です。
また、霧の乙女号に乗る際は、長蛇の列に並びますので、日焼け止めや帽子なども必須アイテムです。
ナイアガラの秋
紅葉シーズンのナイアガラの滝は、格別に美しい景色になります。NYC等から陸路でナイアガラの滝に向かう場合は、紅葉に染まった大自然の中を走ることとなり、道中も満喫することができます。
気温は15度前後となり少し肌寒くなりますが、晴れた日の日中は霧の乙女号でかかった水しぶきもすぐに乾きます。ただし、夜は冷えますので冬の防寒も持っていきましょう。
11月中旬以降~冬の間は、霧の乙女号は運休になります。運行状況を確認してから行きましょう。
ナイアガラの滝への行き方
ナイアガラの滝は、アメリカニューヨーク州とカナダオンタリオ州の国境をまたいでいるため、アメリカとカナダ両方から行くことができます。
航路
アメリカ側:バッファロー・ナイアガラ国際空港から車で30分、
カナダ側:ハミルトン・マンロ国際空港から車で1時間またはトロント・ピアソン国際空港から1時間半
バッファロー・ナイアガラ国際空港やトロント市街からは、megabusが直行便のバスを運行しています。
鉄道の旅は、大変時間がかかるため、鉄道の旅を目的とした方以外にはあまり向いていません。陸路で旅をする場合は、レンタカーを借りて運転するか、またはバスツアーに参加することをオススメします。
ナイアガラの滝はバスツアーがオススメ!
ナイアガラの滝の観光は、移動時間が長い・短期間に何度も国境を渡ることなどから、ガイド付きバスツアーに参加するのがオススメです。多くの人が利用するので、値段もリーズナブルに設定されています。NYCからのバスツアーを開催する会社はたくさんありますので、ぜひ検討されてはいかがでしょうか。
以下は、私が利用したバスツアーです。
Veltra『ナイアガラの滝1泊2日観光ツアー アウトレットモール買物付き<日本語アシスタント付き/往復車利用>』USD 306.00 ~
外せないポイントは押さえられ、長い移動時間もガイドさんの話を聞きながら楽しく旅することができました。
大型バスでアメリカ人のガイドさんの案内によるツアーでしたが、後ろに日本人参加者がまとまり、日本語ガイドさんが通訳をしてくれました。そのため、日本語でも英語でも、どちらで参加することもできました。
また、一人参加者が私以外にも何人かいました。夕飯をどうしようか迷っているとガイドさんがご一緒してくださり、そうこうしているうちに他の一人参加者たちも合流することとなり、思いがけず楽しい夜も過ごすことができました。
https://yadakotour.work/site/niagara/https://i1.wp.com/yadakotour.work/wp-content/uploads/2020/04/DSC_1295_.jpg?fit=900%2C506&ssl=1https://i1.wp.com/yadakotour.work/wp-content/uploads/2020/04/DSC_1295_.jpg?resize=150%2C150&ssl=1アメリカ観光地ニューヨーク(New York), NY大自然アメリカとカナダにまたがる世界三大瀑布のひとつ、ナイアガラの滝。アメリカ旅行するなら必ず一度は訪れたい場所ではないでしょうか。 ナイアガラの滝に行くならば、必ずおさえておきたいポイントをまとめました。 ナイアガラの滝の概要 ナイアガラの滝は、アメリカとカナダの国境を流れるナイアガラ川にあり、アメリカン滝・カナディアン滝・ブライダルベール滝の3つから構成されます。 アメリカン滝/ブライダルベール滝 アメリカン滝はW字型をした横幅の広い滝であり、ルナアイランドを挟んで隣にはブライダルベール滝が流れています。ブライダルベール滝は、ナイアガラの滝の中では一番細く小さく、その名の通り花嫁さんのベールのような見た目をしています。 アメリカン滝とブライダルベール滝の2つを合わせてもカナディアン滝より小さく、ナイアガラの滝のおよそ10%の水がアメリカン滝とブライダル・ベール滝に流れ込みます。夜はライトアップされてまた別の一面を見せます。 高さ:56メートル 幅328メートル 流速:毎秒10メートル 推定流量:毎秒28万立方メートル 水面を打つ力:280トン カナディアン滝 U字型をしており、馬の蹄の形に似ていることから”蹄鉄(Horseshoe)”とも呼ばれています。 高さ:52メートル 幅670メートル 滝の麓の川の深さ:56メートル 流速:毎秒10メートル 推定流量:毎秒258万立方メートル 水面を打つ力:2,509トン どの滝をどの場所から見るかによって、ずいぶんと印象が変わります。ぜひ国境を越えて、アメリカとカナダの両方から観光しましょう。 ナイアガラの滝のおさえるべきポイント せっかく時間をかけてナイアガラの滝に行くならば、次のポイントをぜひおさえましょう。 アメリカ側とカナダ側の両方から観光 最接近して滝を浴びるアトラクション”霧の乙女号”に乗ろう ナイアガラの滝のライトアップを堪能 カナダ側から見るナイアガラの滝 カナダ側からナイアガラの滝を見る場合、全体像を一目で見ることができ、スケールの大きさを実感することができます。(アメリカ側からでは、滝を前面にして全体像を見ることはできません。) アメリカ側からのナイアガラの滝 アメリカ側から見るナイアガラは、かなり間近で迫力満点の滝を見ることができます。滝の周りはナイアガラフォールズ州立公園になっており、散策コースがありるので滝をいろんな角度から眺めることができます。 一般的に滝を見る場合、滝の途中や下側から眺めることがほとんどですが、この公園から眺める滝は、滝が落ちるところを上側(横側)から見ることができます。写真では到底伝えきれない迫力、圧巻です。 ナイアガラの滝のライトアップ このライトアップは、カナダ側から見られるナイアガラの滝の一面です。アメリカン滝とブライダルベール滝が虹色のように滝が彩られ、どんどん色が変化していくので、ずっと見ていても見飽きない景色です。 ライトアップが始まる時間は季節によって違います。冬場は16:30頃から始まる日もありますが、夏場は夏至の頃には20:45から始まります。また、22:00-22:15の15分間はチャリティとして、その日の特別な目的のために、特別なカラーにライトアップされます。祝日も同様に、特別なカラーでライトアップされます。 ぜひ、泊りがけで行きましょう。 霧の乙女号 船で滝つぼまで行き、滝の水しぶきを全身に浴びる、ナイアガラの滝の大人気アトラクションです。 全員ピンクのポンチョを着て船に乗り、アメリカン滝のそばを通りながら、カナディアン滝の滝つぼまで行き、戻ってくる20分くらいのアトラクションです。 アメリカン滝のそばを通るだけでも水しぶきで顔面ずぶ濡れ。カナディアン滝の滝つぼでは、プールに入ったようなレベルで、もはや何も見えません!全員大興奮の誰もが楽しめるアトラクションです! 霧の乙女号の観光基本情報 営業時間: 9:00am-終了時間は、4:00pmから8:00pmの間で季節による 定休日: 冬季休業(2020年は11月8日まで) 入場料: $22.25 予約: 不可 公式HP: 霧の乙女号(Maid of the Mist) (2020/4現在) 予約はできませんが15分おきに出航しています。観光シーズンは長い行列ができていると思いますが、ぜひ体験しましょう。乗客には全員ポンチョが貸し出されますが、ポンチョを着ていてもずぶ濡れになります。濡れてもよい服装で! オススメの季節は? ナイアガラの滝は、夏から秋にかけてがオススメ ナイアガラの滝は、北海道北部と同程度の緯度に位置し、日本から行く場合は少し気温が低いと感じられると思います。日本と同じく四季にわかれており、どの季節もそれぞれの良さがありますが、ナイアガラの滝観光には夏から秋にかけてがベストシーズンです。 ナイアガラの夏 日中の気温は25度前後と、半袖で過ごせるとても快適な気候となります。ただし、夜は15度くらいまで冷え込みますので、長袖の防寒は必須です。 また、霧の乙女号に乗る際は、長蛇の列に並びますので、日焼け止めや帽子なども必須アイテムです。 ナイアガラの秋 紅葉シーズンのナイアガラの滝は、格別に美しい景色になります。NYC等から陸路でナイアガラの滝に向かう場合は、紅葉に染まった大自然の中を走ることとなり、道中も満喫することができます。 気温は15度前後となり少し肌寒くなりますが、晴れた日の日中は霧の乙女号でかかった水しぶきもすぐに乾きます。ただし、夜は冷えますので冬の防寒も持っていきましょう。 11月中旬以降~冬の間は、霧の乙女号は運休になります。運行状況を確認してから行きましょう。 ナイアガラの滝への行き方 ナイアガラの滝は、アメリカニューヨーク州とカナダオンタリオ州の国境をまたいでいるため、アメリカとカナダ両方から行くことができます。 航路 アメリカ側:バッファロー・ナイアガラ国際空港から車で30分、 カナダ側:ハミルトン・マンロ国際空港から車で1時間またはトロント・ピアソン国際空港から1時間半 バッファロー・ナイアガラ国際空港やトロント市街からは、megabusが直行便のバスを運行しています。 鉄道の旅は、大変時間がかかるため、鉄道の旅を目的とした方以外にはあまり向いていません。陸路で旅をする場合は、レンタカーを借りて運転するか、またはバスツアーに参加することをオススメします。 ナイアガラの滝はバスツアーがオススメ! ナイアガラの滝の観光は、移動時間が長い・短期間に何度も国境を渡ることなどから、ガイド付きバスツアーに参加するのがオススメです。多くの人が利用するので、値段もリーズナブルに設定されています。NYCからのバスツアーを開催する会社はたくさんありますので、ぜひ検討されてはいかがでしょうか。 以下は、私が利用したバスツアーです。 Veltra『ナイアガラの滝1泊2日観光ツアー アウトレットモール買物付き<日本語アシスタント付き/往復車利用>』USD 306.00 ~ ナイアガラの滝1泊2日観光ツアーを見る 外せないポイントは押さえられ、長い移動時間もガイドさんの話を聞きながら楽しく旅することができました。 大型バスでアメリカ人のガイドさんの案内によるツアーでしたが、後ろに日本人参加者がまとまり、日本語ガイドさんが通訳をしてくれました。そのため、日本語でも英語でも、どちらで参加することもできました。 また、一人参加者が私以外にも何人かいました。夕飯をどうしようか迷っているとガイドさんがご一緒してくださり、そうこうしているうちに他の一人参加者たちも合流することとなり、思いがけず楽しい夜も過ごすことができました。やだこ 55yam.adako@gmail.comAdministratorやだ旅
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