オススメ度:★★★★★

歴史的にとても貴重な資料が多く、解説もわかりやすい。入場無料。

国立公文書館(National Archives)の概要

アメリカ3大文書とも言ってもよい、 独立宣言書(Declaration of Independence)、合衆国憲法(The United States Constitution)、権利の章典(Bill of Rights)の原本を見ることができます。

1階と2階には、その他にも展示が充実しています。

ここに行く前にはぜひ、ニコラス・ケイジ主演映画”ナショナルトレジャー”を見て行くことをオススメします。(この国立公文書館から独立宣言書を盗みだします!)

国立公文書館(National Archives)の見どころ

3大文書:独立宣言書(Declaration of Independence)、合衆国憲法(The United States Constitution)、権利の章典(Bill of Rights)

3大文書は、2階のロタンダに厳重に保管されており、ほぼいつもその前で行列ができています。ほんとかウソか、その厳重ぶりは映画”ナショナルトレジャー”で解説されています。

Declaration of Independence

独立宣言書の署名時を描いた絵画@国会議事堂

ロタンダには、その文書に関する解説も展示されています。また建物の外には、独立宣言書が国立公文書館にやってきたときの貴重な写真が看板になっています。

3大文書は貴重なものではありますが、文字が小さく薄くあまり読めないですし、また日本人としてはさほど感慨深さもないので、個人的には他の展示の方がずっと面白いと思います。

人種差別の歴史

1階の展示は、差別の問題を取り上げており、ホワイトハウスや国会議事堂が奴隷によって作られた歴史や、キング牧師の非暴力の抗議活動、女性の選挙権などなど、 じっくり読むととても興味深い展示です。

特別展

2階の特別展示では、2017年11月からはベトナム戦争が紹介されています。

ベトナム戦争中に在任した大統領は5人(アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード)。 それぞれがどのようにベトナム戦争に関与したか、映像のコーナーも充実しています。

helicopter in vietnam war

屋外に展示されているベトナム戦争時のヘリコプター

フランクリン・ルーズベルトのメモリアル

建物の外(地下鉄メトロの駅側)の芝生の広場には、フランクリン・ルーズベルトのメモリアルがひっそりと置かれています。

フランクリン・ルーズベルト大統領のメモリアル(芝生の上の小さな箱)

ひっそりと目立たぬように置かれているメモリアルの近くにある解説には、以下のように書かれています。

「1941年9月に、ルーズベルト大統領は最高裁の友人をホワイトハウスに呼び、頼んだ。

”私のためにメモリアルができるなら、(机を指しながら)これくらいの大きさのブロックでできていて、国立公文書館の前の緑の真ん中に置いてほしい。素材にはこだわらない、ただ装飾はしないでほしい。シンプルに”In Memory of ____”と彫ってほしい。”

1965年4月12日、12周忌の命日に彼の望みをかなえて作られた。」

フランクリン・ルーズベルト大統領のメモリアルの解説

観光Tips!

事前にチケット予約もできますが、しなくてもさほど問題ありません。入り口に長蛇の列ができていても、比較的すぐに入れます。

セキュリティチェックがありますが、中で飲食しなければ飲み物などは持ち込めます。中での写真撮影は禁止です。

斜め向かいにFBIのビルが建っているので、中には入れませんが、ぜひついでに目の前まで行ってみましょう!

国立公文書博物館(National Archives)の観光情報のポイント

観光基本情報

開館時間: 10:00am – 5:00pm
定休日: 感謝祭(11月)、12/25
入場料: 無料
所要時間: 半日程度
公式HP: 国立公文書館(National Archives)

(2018/12現在)

国立公文書館(National Archives)への行き方

ワシントンDCのダウンタウンのど真ん中にあるので、いろんなルートで行くことができます。

歩き

モールにあるスミソニアン博物館の一つ”国立自然史博物館”や”国立美術館”の斜め向かいにあるので、それらと合わせて歩きながら回ることができます。

サーキュレーター

モールのそのほかの観光地から向かう場合は、サーキュレーター(Circulator)というバスがオススメです。モールを循環しているレッドラインに乗り、自然史博物館の前で降りて北側に1ブロック歩くと国立公文書館に着きます。

停留所にはわかりやすい名前がついておらず、車内アナウンスもないので、慣れていないと降りる場所はわかりづらいです。 地図をしっかり見ながら現在地を確認し、降車場が近づいてきたら、”Stop Request”のボタンを押しましょう。

Circulator公式HP:Circulator

メトロ

一番迷わず行ける方法です。メトロ地下鉄のグリーンラインとイエローラインが通っているアーカイブス-ネイビーメモリアル-ペンクォーター駅(Archives-Navy Mem’l-Penn Quarter Station)で下車すると通りを挟んで目の前です。

DC Metro 公式HP:DC Metro路線図

ワシントンDCへの旅行情報(ホテル・航空券)

ワシントンDC観光をする際の、旅行情報をこちらの記事にまとめました。治安情報や、オススメのホテル宿泊エリアの紹介などをしています。

国立公文書館(National Archives)で見られる歴史

合わせて回りたい観光地(ワシントンDC近郊)

https://i0.wp.com/yadakotour.work/wp-content/uploads/2019/06/DSC_5541_.jpg?fit=900%2C506&ssl=1https://i0.wp.com/yadakotour.work/wp-content/uploads/2019/06/DSC_5541_.jpg?resize=150%2C150&ssl=1やだこアメリカ観光地ワシントンD.C.観光地オススメ度★★★★★,映画の舞台オススメ度:★★★★★ 歴史的にとても貴重な資料が多く、解説もわかりやすい。入場無料。 国立公文書館(National Archives)の概要 アメリカ3大文書とも言ってもよい、 独立宣言書(Declaration of Independence)、合衆国憲法(The United States Constitution)、権利の章典(Bill of Rights)の原本を見ることができます。 1階と2階には、その他にも展示が充実しています。 ここに行く前にはぜひ、ニコラス・ケイジ主演映画”ナショナルトレジャー”を見て行くことをオススメします。(この国立公文書館から独立宣言書を盗みだします!) (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,'script','//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js','msmaflink');msmaflink({'n':'ナショナル・トレジャー ','b':'','t':'','d':'https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com','c_p':'','p':,'u':{'u':'https:\/\/www.amazon.co.jp\/%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC-Blu-ray-%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%82%B8\/dp\/B003WNWNYS','t':'amazon','r_v':''},'aid':{'amazon':'1544722','rakuten':'1488151'},'eid':'LlhaD'}); リンク 国立公文書館(National Archives)の見どころ 3大文書:独立宣言書(Declaration of Independence)、合衆国憲法(The United States Constitution)、権利の章典(Bill of Rights) 3大文書は、2階のロタンダに厳重に保管されており、ほぼいつもその前で行列ができています。ほんとかウソか、その厳重ぶりは映画”ナショナルトレジャー”で解説されています。 独立宣言書の署名時を描いた絵画@国会議事堂 ロタンダには、その文書に関する解説も展示されています。また建物の外には、独立宣言書が国立公文書館にやってきたときの貴重な写真が看板になっています。 3大文書は貴重なものではありますが、文字が小さく薄くあまり読めないですし、また日本人としてはさほど感慨深さもないので、個人的には他の展示の方がずっと面白いと思います。 人種差別の歴史 1階の展示は、差別の問題を取り上げており、ホワイトハウスや国会議事堂が奴隷によって作られた歴史や、キング牧師の非暴力の抗議活動、女性の選挙権などなど、 じっくり読むととても興味深い展示です。 特別展 2階の特別展示では、2017年11月からはベトナム戦争が紹介されています。 ベトナム戦争中に在任した大統領は5人(アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード)。 それぞれがどのようにベトナム戦争に関与したか、映像のコーナーも充実しています。 屋外に展示されているベトナム戦争時のヘリコプター フランクリン・ルーズベルトのメモリアル 建物の外(地下鉄メトロの駅側)の芝生の広場には、フランクリン・ルーズベルトのメモリアルがひっそりと置かれています。 フランクリン・ルーズベルト大統領のメモリアル(芝生の上の小さな箱) ひっそりと目立たぬように置かれているメモリアルの近くにある解説には、以下のように書かれています。 「1941年9月に、ルーズベルト大統領は最高裁の友人をホワイトハウスに呼び、頼んだ。 ”私のためにメモリアルができるなら、(机を指しながら)これくらいの大きさのブロックでできていて、国立公文書館の前の緑の真ん中に置いてほしい。素材にはこだわらない、ただ装飾はしないでほしい。シンプルに”In Memory of ____”と彫ってほしい。” 1965年4月12日、12周忌の命日に彼の望みをかなえて作られた。」 フランクリン・ルーズベルト大統領のメモリアルの解説 観光Tips! 事前にチケット予約もできますが、しなくてもさほど問題ありません。入り口に長蛇の列ができていても、比較的すぐに入れます。 セキュリティチェックがありますが、中で飲食しなければ飲み物などは持ち込めます。中での写真撮影は禁止です。 斜め向かいにFBIのビルが建っているので、中には入れませんが、ぜひついでに目の前まで行ってみましょう! 国立公文書博物館(National Archives)の観光情報のポイント 観光基本情報 開館時間: 10:00am - 5:00pm 定休日: 感謝祭(11月)、12/25 入場料: 無料 所要時間: 半日程度 公式HP: 国立公文書館(National Archives) (2018/12現在) 国立公文書館(National Archives)への行き方 ワシントンDCのダウンタウンのど真ん中にあるので、いろんなルートで行くことができます。 歩き モールにあるスミソニアン博物館の一つ”国立自然史博物館”や”国立美術館”の斜め向かいにあるので、それらと合わせて歩きながら回ることができます。 サーキュレーター モールのそのほかの観光地から向かう場合は、サーキュレーター(Circulator)というバスがオススメです。モールを循環しているレッドラインに乗り、自然史博物館の前で降りて北側に1ブロック歩くと国立公文書館に着きます。 停留所にはわかりやすい名前がついておらず、車内アナウンスもないので、慣れていないと降りる場所はわかりづらいです。 地図をしっかり見ながら現在地を確認し、降車場が近づいてきたら、”Stop Request'のボタンを押しましょう。 Circulator公式HP:Circulator メトロ 一番迷わず行ける方法です。メトロ地下鉄のグリーンラインとイエローラインが通っているアーカイブス-ネイビーメモリアル-ペンクォーター駅(Archives-Navy Mem'l-Penn Quarter Station)で下車すると通りを挟んで目の前です。 DC Metro 公式HP:DC Metro、路線図 ワシントンDCへの旅行情報(ホテル・航空券) ワシントンDC観光をする際の、旅行情報をこちらの記事にまとめました。治安情報や、オススメのホテル宿泊エリアの紹介などをしています。 国立公文書館(National Archives)で見られる歴史 合わせて回りたい観光地(ワシントンDC近郊)一人旅でも100倍楽しめる アメリカ観光ナビ