レーガン大統領の暗殺未遂現場：ワシントンヒルトン（Washington Hilton）
オススメ度：★★☆☆☆
レーガン大統領暗殺未遂の事件現場です。説明などは一切ありませんが、当時の面影もかなり残っています。今も誰でも宿泊することができます。
Contents
ワシントンヒルトンの概要
1981年3月30日、ここでレーガン大統領の暗殺未遂事件が起こりました。
レーガンは心臓ぎりぎりの肺に銃弾を受けましたが、手術により一命をとりとめ回復。一緒に撃たれたプレディ報道官（当時）は、半身不随の障害を負うこととなりました。
ワシントンDCの繁華街の一つ、デュポンサークルから10分ほど歩いたところにある、ヒルトンホテルです。
ワシントンヒルトンの見どころ
まさに現場となった場所は、事件の影響なのか外観が一部改装されていますが、周りの建物も含めて、多くが当時とほぼ同じ状態で保たれています。
ケネディ大統領の暗殺現場とは違い、幸い未遂に終わっていますので、印や説明の看板などは一切ありません。
事件当時と現在の比較（考察）
銃弾を受けた場所
暗殺未遂事件は、ホテルのメインエントランスの左側で起きたと思われます。
2017年現在は、下の写真のようになっています。 右下に一部写っている白い部分がメインエントランスで、赤枠の部分で事件が起きたと思われます。
レーガン大統領暗殺未遂事件現場の2017年の様子（上）と、事件当時、撃たれる直前の様子（下）
当時の事件直前の写真を並べてみます。 赤枠の部分が当時の写真にも写っていると思われます。現在は、当時なかった植え込みができています。
ここがレーガン大統領が撃たれた場所です。
レーガン大統領が使った出入口
銃弾を受けた場所のすぐ左側には、下の写真のようなトンネルがあります。
2017年現在の現場の写真
1981年当時の写真（ピュリッツァー賞の写真＠ニュージアム)
当時の写真と見比べると、後ろに写っている窓のたくさんある建物が同じであり、場所が特定できます。 ホテルの外観が少し改装されており、全く同じ角度で全く同じ景色を見ることはできません。
レーガンがホテルから出る際に使った出入り口の屋根はなくなり、代わりにトンネルがその入り口を覆っています。トンネルの中をのぞくと、今もそこには出入り口があります。
この事件により、セキュリティを高めるために設置されたものかもしれません。
ワシントンヒルトンの観光情報のポイント
| 住所： | 1919 Connecticut Avenue NW, Washington, District of Columbia 20009 |
| 公式HP： | ワシントンヒルトン（Washington Hilton） |
| 宿泊予約： |
(2018/12現在）
ワシントンヒルトンの予約方法
海外のホテルは、以下のホテルズドットコム、エクスペディア、アゴダなどのホテル予約サイトで予約することができます。
ワシントンヒルトンホテルを、
ワシントンヒルトンへの行き方
ワシントンDCは交通手段は豊富なので、いろいろなルートで行くことができますが、メトロ地下鉄で行くのが一番わかりやすいかと思います。
メトロ地下鉄
最寄り駅：デュポン・サークル駅（Dupont Circle Station）
メトロ地下鉄のレッドラインが通っています。
-ユニオン駅（Union Station）から、メトロ地下鉄レッドラインで12分
-ロナルド・レーガン・ワシントンナショナル空港駅（Ronald Reagan Washington National Airport Station）から、メトロ地下鉄イエロー又はブルーラインとレッドラインで30分
デュポン・サークル駅から、徒歩10分程度です。
駅のあるDupont Circleという広場からは、道路が放射状に広がっています。Connecticut Avenueを北側にひたすらまっすぐ行くと、右手側にワシントンヒルトンが見えてきます。
Dupont Circleは、比較的治安がよいと言われている繁華街です。 レストランなどたくさんあり、普通の人が食事を楽しんでいるような時間であれば、夜でもあまり危ないことはありません。
ワシントンヒルトンが面しているConnecticut Avenueも大通りなので、深夜などでなければ、10分程度歩いても怖いことはありません。
ワシントンDCへの旅行情報（ホテル・航空券）
ワシントンDC観光をする際の、旅行情報をこちらの記事にまとめました。治安情報や、オススメのホテル宿泊エリアの紹介などをしています。
ワシントンヒルトンに関連する歴史
合わせて回りたい観光地（ワシントンDC近郊）
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