ホワイトハウス

オススメ度:★★★★☆

誰もが知る米国大統領の官邸兼邸宅。ニュースで見るそのままの姿を目の当たりにできることは感激するが、中に入れないことが残念。

ホワイトハウスの観光情報のポイント

point

営業時間: 常時(外観のみ)
所要時間: 10分程度
公式HP: ホワイトハウス(White House)

(2019/7現在)

ホワイトハウスの概要

米国大統領の、執務を行う官邸兼大統領家族の住宅。

米国初代大統領”ジョージ・ワシントン”が、ここにホワイトハウスを建てることを決め、第2代大統領”ジョン・アダムス”からこのホワイトハウスに移り住んでいます。

200年ほどの歴史の中で、幾度かの災害やリノベーションなどを経て、歴代大統領がこの場所からアメリカの政治を動かしています。

ホワイトハウスの見どころ

ホワイトハウスは、米国国会議員の紹介がないと入ることができません。外国人の場合は大使館の仲介が必要ですが、在米日本大使館は仲介していないため、よほどのコネがない限り日本人はホワイトハウス内を観光することはできません。

ホワイトハウスの外観

ホワイトハウスの敷地は柵で囲われているので、フェンス越しに広い庭を隔てて眺めることになります。

ナショナルツリーとして有名なクリスマスツリーが飾られる側と、McPherson Square駅側からの2面から眺めることができます。McPherson Square側からの方が少しホワイトハウスに近づくことができ、きれいに見ることができます

ホワイトハウス
ナショナルツリー側から見たホワイトハウス

ホワイトハウス
McPherson Square駅側から見たホワイトハウス

ホワイトハウスの内装

ジョージ・W・ブッシュ大統領博物館・ライブラリーでは、ホワイトハウスの内部の構成も紹介されています。
ホワイトハウスの内部
ホワイトハウスの内部構造のパネル@ジョージ・W・ブッシュ大統領博物館

建物は、一般人が目にしている真ん中の建物の他に、左右にWest WingとEast Wingがあります。テレビにもたびたび登場する大統領執務室、ローズガーデン、プレスルームなど、世界の政治を動かしている場所はWest Wingにあります。

ホワイトハウス西棟
ホワイトハウスのWest Wingの1階@ジョージ・W・ブッシュ大統領博物館

大統領執務室(Oval Office)

ホワイトハウスの中には入れなくとも、各大統領博物館・ライブラリーに行くと、その大統領時代の執務室が再現されており、博物館によっては中に入ったり椅子に座ったりすることもできます。

リチャード・ニクソン大統領の執務室

Nixon's Oval Office

ロナルド・レーガン大統領の執務室

Reagan's Oval Ofiice

ジョージ・W・ブッシュ大統領の執務室

Bush's Oval Office

ホワイトハウスの歴史

第2代米国大統領ジョン・アダムス以来、全米国大統領がこのホワイトハウスを利用しています。

1791年:初代大統領ジョージ・ワシントンが、現在の場所にホワイトハウスを建設することを決める。

1792年:デザインや素材が決まり、建設開始。

1800年:第2代大統領ジョン・アダムスとそのファーストレディーが、未完成のホワイトハウスに移り住む。

1814年:米英戦争によりホワイトハウスが火災。

1817年:第5代大統領ジェームズ・モンローが再建されたホワイトハウスに移り住む。

1824年:ジェームズ・モンロー政権時代に、南側ポーチ建設。

1829年:第7代大統領アンドニュー・ジャクソン政権時代に、北側ポーチ建設。

1902年:第26代大統領セオドア・ルーズベルトが大規模リノベーションを開始。このリノベーションにより、二階の居住域にあった大統領執務室を、一時的に現在でいうWest Wingに移動させ、次のウィリアム・タフトがオフィス棟に大統領執務室を配置。

ルーズベルトのリノベーションから50年も経たないうちに、構造的な弱さが見つかり、第33代大統領ハリー・トルーマンは再リノベーションを開始。

1952年:トルーマン大統領家族がホワイトハウスに戻る。

ホワイトハウスの豆知識

・居住域は6フロアからなり、132部屋、35個のトイレ、412個のドア、147個の窓、28個の暖炉、8個の階段、3機のエレベーターがある。

・ホワイトハウスのキッチンでは、140人分のディナーと1000人分のオードブルを作ることができる。

・ホワイトハウスの外観をすべて塗るためには、570ガロンのペンキが必要。

・ホワイトハウスはこれまでの歴史の中で、”President’s Palace”、”President’s House”、”Executive Mansion”などと名前が変わっている。

・現在のホワイトハウスという名前になったのは、1901年セオドア・ルーズベルトの時代から。

観光Tips!

ホワイトハウスは、米国国会議員の紹介がないと入れません。一般人は外観を眺めることしかできません。

外観は、ナショナルツリーとして有名なクリスマスツリーが飾られる側と、McPherson Square駅側からの2面から眺めることができます。McPherson Square側からの方が少しホワイトハウスに近づくことができ、きれいに見ることができます。

ホワイトハウスへの行き方

ワシントンDCのダウンタウンにあるので、他の観光地と合わせていろんなルートから行くことができます。

メトロ

地下鉄で行く場合は、メトロ地下鉄のブルーライン、シルバーライン、オレンジラインの3本が通っているマックファーソンスクエア駅(McPherson Square)またはレッドラインのファラガットノース(Farragut North)が最寄りです。

DC Metro 公式HP:DC Metro路線図

ワシントンDCへの旅行情報(ホテル・航空券)

ワシントンDC観光をする際の、旅行情報をこちらの記事にまとめました。治安情報や、オススメのホテル宿泊エリアの紹介などをしています。

合わせて回りたい観光地(ワシントンDC近郊)

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