ヨセミテ

オススメ度:★★★★★

ヨセミテ国立公園には、巨大な岩や緑豊かな大自然が広がる、アメリカ国内でも人気の高い国立公園です。サンフランシスコからたくさんのツアーが出ているので、移動時間はかかるものの比較的簡単に観光できます。自分の足で歩くと、よりヨセミテの良さを知ることができるので、少なくとも1日は滞在したいところです。

ヨセミテ国立公園の概要

ヨセミテ国立公園は、およそ3100㎞2の広さを持つカリフォルニア州にある米国立公園です。巨大な岩の絶壁、深い渓谷、大きな滝、歴史的なジャイアントセコイアなど、たくさんの面を持つ大自然の公園です。1890年に国立公園に指定され、1984年に世界自然遺産に指定されました。

ヨセミテ国立公園は年中開園していますが、観光客の75%は、5月~10月の半年間に集中しています。また、広大な敷地のうちのわずか1%にも満たないヨセミテ渓谷(ヨセミテバレー)を訪れます。残りの99%超は、人がほとんど立ち入らない手つかずの自然になっています。

ヨセミテ国立公園の見どころ

ヨセミテ国立公園のうち大半の観光客が訪れるのは、ヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷)とその近隣です。ヨセミテバレー付近の見逃せない観光ポイントを紹介します。

エルキャピタン(El Capitan)

エルキャピタン

エルキャピタンは、ヨセミテ渓谷からまっすぐ上にそそり立つ花崗岩の一枚岩です。その傾斜はほぼ垂直で、高さおよそ1000メートルのこの岩には、毎年多くのロッククライマーが登りに来ます。

ブライダルベール滝の反対側に位置するため、ブライダルベール滝エリアや、トンネルビューポイント、エルキャピタンメドウポイントなどがオススメのビューポイントです。

ハーフドーム(Half Dome)

ハーフドーム

ヨセミテ渓谷の東部に位置し、地上からおよそ1500メートルの高さに聳え立っています。ドームを半分にしたような形から、ハーフドームと呼ばれています。

ヨセミテのシンボルともいえるこのハーフドームは、スポーツ用品の”ノースフェース(The North Face)”のロゴのモチーフにもなっています。ヨセミテのハーフドームの北壁(north face)がデザインされています。北壁からのアプローチは、どんな山でも最も過酷なルートであることから、ノースフェースの製品は、他のどんな既存品よりもはるかに上を行くという意味が込められているそうです。

小さな池に周りの山々が鏡のようにきれいに映し出される”ミラーレイク”から見る、圧倒的な存在感のハーフドームがオススメです。

滝(Water Falls)

ヨセミテ渓谷内にはたくさんの滝が流れており、特にヨセミテ滝やブライダルベール滝などには、多くの観光客が訪れます。ヨセミテ滝は高さ740メートルほどあり、北アメリカで最も高い滝となっています。

季節によっては水量が少なく、滝が枯渇していることもあります。雪解けの水が大量に流れ込む春は水量が増し、きれいに見ることができます。

おすすめのビューポイント

トンネルビューポイント(Tunnel View Point)

ヨセミテ

ヨセミテ渓谷の中でも、最も多くの人が訪れる定番ビューポイントです。ヨセミテ渓谷から見るべき大自然を一画面にとらえることのできる絶好の写真スポットです。

手前の左手側にエルキャピタン、右手側にブライダルベール滝(写真ではわかりませんが)を見ることができ、左右の岩の間からハーフドーム覗いています。

グレイシャーポイント(Glacier Point)

グレイシャーポイント

高いところからヨセミテ渓谷を見渡すことができる、絶景のビューポイントです。ハーフドームも間近に見ることができます。ヨセミテ渓谷からすぐ南に位置し、高さ2200メートルほどあり、隣に見えるハーフドームよりもおよそ1000メートル近くも高くなっています。

いいか悪いかこの突き出た崖から大自然を見渡す人もいます。落下防止のために、手前には柵で囲われた展望スポットが用意されており、そこからでも素晴らしい景色を堪能することができます。

グレイシャーポイントは、少し山道を登る必要がありますので、時間のある方にオススメの場所です。

エルキャピタンメドーポイント(El Capitan Meadow Point)

エルキャピタン

エルキャピタンとカテドラルロックという、ヨセミテ渓谷の両脇に立つ二つの巨大岩に挟まれたエリアで、高いところから見渡す景色とは一味違った迫力を楽しむことができます。迫りくるエルキャピタンがまっすぐ真上に立つ姿は、圧巻の風景です。

ヨセミテ渓谷内の無料シャトルバス(Yosemite Valley Shuttle System)

ヨセミテ渓谷内には、無料シャトルバス”Yosemite Valley Shuttle System”が運行しています。ヨセミテ渓谷の東側回るルート(Yosemite Valley Shuttle)と、西側を回るルート(El Capitan Shuttle)の大きく2つがあります。10-20分間隔で運行しています。

ヨセミテシャトル

1)Yosemite Valley Shuttle:ヨセミテバレーの東部を循環しています。宿泊施設、店、主要展望スポットを循環しており、個人旅行の場合は押さえておきたいシャトルバスです。通年運行。朝7:00から夜10:00まで。

2)El Capitan Shuttle:ヨセミテバレーの西部を循環しており、ビジターセンター、エルキャピタン、フォーマイルトレイルヘッドに停まります。6月中旬から10月初旬まで運行。朝9:00から夕方5:00まで。

公式サイト:Yosemite Valley Shuttle System

ヨセミテ国立公園の観光基本情報

観光基本情報

営業時間: 公園の入り口は24時間
定休日: なし
入場料: 車:1台35ドル、徒歩・自転車等:1人20ドル
所要時間: 楽しみ方にもよるが、良さを知るには最低1日は欲しいところ
住所: Yosemite National Park, CA 95389
公式HP: ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)

(2020/6現在)

ヨセミテ国立公園への行き方

ヨセミテは、カリフォルニア州サンフランシスコから車で4時間ほどの距離にあり、サンフランシスコからはたくさんのヨセミテ観光ツアーも開催されています。

電車の旅が好きな方などには、公共交通機関でも行くことも可能です。

Amtrak(アムトラック)を利用する場合

最寄り駅:Merced

Amtrakは、米国内を走る高速鉄道です。AmtrakのMerced駅からは、 Yosemite Area Regional Transportation System (YARTS)に乗り換えてヨセミテバレーのビジターセンターまで行くことができます。

公式サイト:Amtrak

Greyhound(グレイハウンド)を利用する場合

最寄り駅:Merced

Greyhoundは、米国内を走るバスの一つです。GreyhoundのMerced停留所からは、 Yosemite Area Regional Transportation System (YARTS)に乗り換えてヨセミテバレーのビジターセンターまで行くことができます。

公式サイト:Greyhound

ガイドツアーを利用する場合

ヨセミテ国立公園へは、サンフランシスコからたくさんのガイドツアーが用意されています。ガイドやドライバーが、見るべきポイントを効率よく案内してくれるため、ヨセミテ観光にはガイド付きツアーに参加することをオススメします。

ベルトラ公式サイト:夏~シルバーウィークの予約はお早めに!完売必須のヨセミテ国立公園宿泊ツアー

https://i0.wp.com/yadakotour.work/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2273_.jpg?fit=900%2C675&ssl=1https://i0.wp.com/yadakotour.work/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2273_.jpg?resize=150%2C150&ssl=1やだこアメリカ観光地大自然オススメ度★★★★★オススメ度:★★★★★ ヨセミテ国立公園には、巨大な岩や緑豊かな大自然が広がる、アメリカ国内でも人気の高い国立公園です。サンフランシスコからたくさんのツアーが出ているので、移動時間はかかるものの比較的簡単に観光できます。自分の足で歩くと、よりヨセミテの良さを知ることができるので、少なくとも1日は滞在したいところです。 ヨセミテ国立公園の概要 ヨセミテ国立公園は、およそ3100㎞2の広さを持つカリフォルニア州にある米国立公園です。巨大な岩の絶壁、深い渓谷、大きな滝、歴史的なジャイアントセコイアなど、たくさんの面を持つ大自然の公園です。1890年に国立公園に指定され、1984年に世界自然遺産に指定されました。 ヨセミテ国立公園は年中開園していますが、観光客の75%は、5月~10月の半年間に集中しています。また、広大な敷地のうちのわずか1%にも満たないヨセミテ渓谷(ヨセミテバレー)を訪れます。残りの99%超は、人がほとんど立ち入らない手つかずの自然になっています。 ヨセミテ国立公園の見どころ ヨセミテ国立公園のうち大半の観光客が訪れるのは、ヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷)とその近隣です。ヨセミテバレー付近の見逃せない観光ポイントを紹介します。 エルキャピタン(El Capitan) エルキャピタンは、ヨセミテ渓谷からまっすぐ上にそそり立つ花崗岩の一枚岩です。その傾斜はほぼ垂直で、高さおよそ1000メートルのこの岩には、毎年多くのロッククライマーが登りに来ます。 ブライダルベール滝の反対側に位置するため、ブライダルベール滝エリアや、トンネルビューポイント、エルキャピタンメドウポイントなどがオススメのビューポイントです。 ハーフドーム(Half Dome) ヨセミテ渓谷の東部に位置し、地上からおよそ1500メートルの高さに聳え立っています。ドームを半分にしたような形から、ハーフドームと呼ばれています。 ヨセミテのシンボルともいえるこのハーフドームは、スポーツ用品の”ノースフェース(The North Face)”のロゴのモチーフにもなっています。ヨセミテのハーフドームの北壁(north face)がデザインされています。北壁からのアプローチは、どんな山でも最も過酷なルートであることから、ノースフェースの製品は、他のどんな既存品よりもはるかに上を行くという意味が込められているそうです。 小さな池に周りの山々が鏡のようにきれいに映し出される”ミラーレイク”から見る、圧倒的な存在感のハーフドームがオススメです。 滝(Water Falls) ヨセミテ渓谷内にはたくさんの滝が流れており、特にヨセミテ滝やブライダルベール滝などには、多くの観光客が訪れます。ヨセミテ滝は高さ740メートルほどあり、北アメリカで最も高い滝となっています。 季節によっては水量が少なく、滝が枯渇していることもあります。雪解けの水が大量に流れ込む春は水量が増し、きれいに見ることができます。 おすすめのビューポイント トンネルビューポイント(Tunnel View Point) ヨセミテ渓谷の中でも、最も多くの人が訪れる定番ビューポイントです。ヨセミテ渓谷から見るべき大自然を一画面にとらえることのできる絶好の写真スポットです。 手前の左手側にエルキャピタン、右手側にブライダルベール滝(写真ではわかりませんが)を見ることができ、左右の岩の間からハーフドーム覗いています。 グレイシャーポイント(Glacier Point) 高いところからヨセミテ渓谷を見渡すことができる、絶景のビューポイントです。ハーフドームも間近に見ることができます。ヨセミテ渓谷からすぐ南に位置し、高さ2200メートルほどあり、隣に見えるハーフドームよりもおよそ1000メートル近くも高くなっています。 いいか悪いかこの突き出た崖から大自然を見渡す人もいます。落下防止のために、手前には柵で囲われた展望スポットが用意されており、そこからでも素晴らしい景色を堪能することができます。 グレイシャーポイントは、少し山道を登る必要がありますので、時間のある方にオススメの場所です。 エルキャピタンメドーポイント(El Capitan Meadow Point) エルキャピタンとカテドラルロックという、ヨセミテ渓谷の両脇に立つ二つの巨大岩に挟まれたエリアで、高いところから見渡す景色とは一味違った迫力を楽しむことができます。迫りくるエルキャピタンがまっすぐ真上に立つ姿は、圧巻の風景です。 ヨセミテ渓谷内の無料シャトルバス(Yosemite Valley Shuttle System) ヨセミテ渓谷内には、無料シャトルバス”Yosemite Valley Shuttle System”が運行しています。ヨセミテ渓谷の東側回るルート(Yosemite Valley Shuttle)と、西側を回るルート(El Capitan Shuttle)の大きく2つがあります。10-20分間隔で運行しています。 1)Yosemite Valley Shuttle:ヨセミテバレーの東部を循環しています。宿泊施設、店、主要展望スポットを循環しており、個人旅行の場合は押さえておきたいシャトルバスです。通年運行。朝7:00から夜10:00まで。 2)El Capitan Shuttle:ヨセミテバレーの西部を循環しており、ビジターセンター、エルキャピタン、フォーマイルトレイルヘッドに停まります。6月中旬から10月初旬まで運行。朝9:00から夕方5:00まで。 公式サイト:Yosemite Valley Shuttle System ヨセミテ国立公園の観光基本情報 観光基本情報 営業時間: 公園の入り口は24時間 定休日: なし 入場料: 車:1台35ドル、徒歩・自転車等:1人20ドル 所要時間: 楽しみ方にもよるが、良さを知るには最低1日は欲しいところ 住所: Yosemite National Park, CA 95389 公式HP: ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park) (2020/6現在) ヨセミテ国立公園への行き方 ヨセミテは、カリフォルニア州サンフランシスコから車で4時間ほどの距離にあり、サンフランシスコからはたくさんのヨセミテ観光ツアーも開催されています。 電車の旅が好きな方などには、公共交通機関でも行くことも可能です。 Amtrak(アムトラック)を利用する場合 最寄り駅:Merced Amtrakは、米国内を走る高速鉄道です。AmtrakのMerced駅からは、 Yosemite Area Regional Transportation System (YARTS)に乗り換えてヨセミテバレーのビジターセンターまで行くことができます。 公式サイト:Amtrak Greyhound(グレイハウンド)を利用する場合 最寄り駅:Merced Greyhoundは、米国内を走るバスの一つです。GreyhoundのMerced停留所からは、 Yosemite Area Regional Transportation System (YARTS)に乗り換えてヨセミテバレーのビジターセンターまで行くことができます。 公式サイト:Greyhound ガイドツアーを利用する場合 ヨセミテ国立公園へは、サンフランシスコからたくさんのガイドツアーが用意されています。ガイドやドライバーが、見るべきポイントを効率よく案内してくれるため、ヨセミテ観光にはガイド付きツアーに参加することをオススメします。 ベルトラ公式サイト:夏~シルバーウィークの予約はお早めに!完売必須のヨセミテ国立公園宿泊ツアー一人旅でも100倍楽しめる アメリカ観光ナビ