オススメ度:★★★☆☆

広島に投下された原爆”リトルボーイ”の模型があります。スミソニアンの博物館やその他観光地が立ち並ぶモールから少し離れた場所にあるので、DC滞在期間が長ければぜひ行きたい博物館です。

海軍博物館の観光情報のポイント

point

営業時間: 9:00am-4:00pm(土曜日は10:00am-、冷戦ギャラリーは土曜日は予約のみ)
定休日: 日曜日、祝日
入場料: 無料
所要時間: 3-4時間
公式HP: 海軍博物館(The U.S. Navy Museum)

(2018/12現在)

海軍博物館の概要

海軍敷地(Navy Yard)内にある、戦争をテーマにした博物館です。

第一次世界大戦、第二次世界大戦などを展示するメインの博物館のほかに、別の建物に冷戦ギャラリーもあります。

スミソニアンなどの普通の博物館と比べると、ずいぶん殺風景で雑然と展示がされていますが、内容は興味深いです。

海軍博物館の見どころ

メインの博物館には、太平洋戦争の展示もあり、広島に投下された原爆の模型など、胸が締め付けられる展示がたくさんあります。

別の建物には、冷戦に特化した展示があります。冷戦の歴史やそれに関連する映像が見られることが魅力的です。

メインギャラリー

第一次世界大戦、第二次世界大戦などの展示があります。

真珠湾攻撃

Pearl Harbor

真珠湾攻撃を受けたハワイ真珠湾の模型

日本から真珠湾攻撃を受けたハワイ真珠湾の模型が展示されており、その中の各地点でどのような被害があったか細かく紹介されています。

神風特攻隊

特攻機

日本の特攻機

原爆投下

原子爆弾リトルボーイ

広島に落とされた原爆の模型

広島に落とされた原爆の模型が展示されています。広島市を一瞬にして死の海にした爆弾は、こんなに小さなものなのかと愕然とします。

日本の降伏

降伏文書東京裁判

降伏文書のコピー(左)と東京裁判の様子の写真(右)

日本が降伏文書に署名した戦艦ミズーリの模型や降伏文書のコピー、東条英機らが戦犯にかけられた東京裁判の様子の写真なども展示されています。

冷戦ギャラリー

冷戦ギャラリーは、メインギャラリーとは別の建物にあります。受付でわざわざ聞かないと親切に教えてはくれないので、見忘れないように要注意です。

冷戦の歴史

建物の中に入るとすぐに、大きなミサイルの模型と、冷戦の歴史が時系列に紹介するパネルが展示されています。要所要所の歴史的な瞬間の映像も流れています。

パネルの量自体はそれほど多くはありませんが、この展示をじっくり見るだけで冷戦の大まかな歴史が把握でき、面白いです。

冷戦ギャラリーの入り口

冷戦中の熱い戦争

海軍博物館への入館手続き

博物館は海軍の敷地内にあるので、敷地内に入るための厳重な手続きがあります。手続きに30分ほどかかるので、その時間も考慮して行きましょう。

まずは、入り口すぐにあるビジターセンターに行き、博物館に行きたい旨を伝え、登録用紙をもらいます。

記入が終わったら、用紙と身分証を受付に提出します。しばらく待合室で待つと、奥に案内され、今度は面接します。(面接と言っても、英語が話せなくてもなんとかなるレベルです。)

そこで無事、入館許可証を発行してもらえると、さらに敷地内に入ることができます。

海軍の敷地内はとても広いため、入館許可証をもらう際に、合わせて博物館への道順も聞いておく必要があります。

観光Tips!

入館のための登録用紙は、そこそこ記入に時間がかかるので、こちらからダウンロードして記入していくと、時間の節約になります。

このページの、“Base Access Pass Registration”をクリックです。

敷地内には博物館へ向かう途中にダンキンドーナツなどがあり、軍人がいっぱい入ってきます。一般人でも利用できるので、休憩して少し雰囲気を楽しんでもよいかも。

海軍博物館への行き方

ワシントンDCの観光地が集まっているモールからは少し離れており、地下鉄やバスで向かいます。ただし、どちらのルートで行っても、下車後にそこそこ歩きます。

サーキュレーター

海軍博物館に行くには、サーキュレーター(Circulator)というバスの利用がオススメです。
ユニオンステーションから出ているCirculatorのブルーラインに乗ると、海軍の敷地の近くまで行くことができます。
降りる場所は、8thストリートとLストリートの交わるところです。

停留所にはわかりやすい名前がついておらず、車内アナウンスもないので、慣れていないと降りる場所はわかりづらいです。 地図をしっかり見ながら現在地を確認し、降車場が近づいてきたら、”Stop Request”のボタンを押しましょう。

Circulator公式HP:Circulator

メトロ

メトロ地下鉄で行く場合は、グリーンラインのネイビーヤード-ボールパーク(Navy Yard-Ballpark)で降ります。 名前からすると、海軍の基地(Navy
Yard)が近そうに感じますが、一般人が出入りする門からはかなり遠く20分程度歩きます。

DC Metro 公式HP:DC Metro路線図

海軍基地への入り口

サーキュレーターであれメトロであれ、下車後はMストリートを東に向かって歩きます。海軍の敷地に沿って歩くことになるので、途中でいくつか門はありますが、一般人はそこからは入れません。

Mストリートを東に11thストリートまで歩いたら、右に曲がり南下します。2ブロックほど歩いたところに、一般人が利用できる門があります。門を通過したらすぐ右手にあるビジターセンターで手続きをします。

ワシントンDCへの旅行情報(ホテル・航空券)

ワシントンDC観光をする際の、旅行情報をこちらの記事にまとめました。治安情報や、オススメのホテル宿泊エリアの紹介などをしています。

海軍博物館で見られる歴史

合わせて回りたい観光地(ワシントンDC近郊)

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